塾内では、中学クラスのことを「おとな塾」と呼んでいます。
義務教育は、中学卒業とともに終了。そこから先は、「もっと勉強したい子」以外は、社会人(大人)として働くのが道理です。
「勉強イヤなら、中学出たら働けよ~」
って子供たちには言ってます。
「高校へ行く」
ではなくて
「高校へ行かせてもらう」
・・・という理屈が分かっている塾生であって欲しいですし、それが分かっていることを前提に、
①学校の勉強
②人生や世の中についての学び
の2本立てで授業を行っています。
(中学生クラスは、武道の練習は行いませんが、中3で部活を引退した後に、運動不足解消の意味も含めて「護身術教室」を毎週行います)
②については、その時その時に塾長が出したお題について みんなで考えます。
以下、
①学校の勉強
についての授業の特徴を挙げていきます。
特徴 1 「予習型」
小学校の基礎ができていることを前提の授業です。
また、当塾では、英単語や用語などの単なる暗記の部分は
「自分でやれるでしょ~」
ということで省き、誰もが 躓くような単元だけを【予習型】で進めていきます。
予習型の良い部分は、全員が初見のことばかりなので、学力が高い子も 中ぐらいの子も、割と遜色なく学べること。
それから、学校の授業がよく分かることです。
特徴2「U型集団授業」
座卓をU字型に並べて、互いの顔が見える状態で授業の集団型です。
良い意味で、互いに刺激が行く環境づくりを目指しています。
特に 演習の時間は「教え合い」を強く推奨していますので、授業は 比較的賑やかです。
特徴3「反転学習」
通常は、塾で教え、家でおさらいをするわけですが、その逆という意味で「反転学習」と呼ばれています。
子供が家で 動画を見つつ、先に知識をインプットして来て、授業では それを前提に演習(問題を解く)を行う方式ですね。
「子供の学力が最も伸びる」
と言われている形です。
ただ、子供が ちゃんと家でインプットしてこなければ、授業中、ボンヤリするしかなくなるので、学習塾でも「反転学習」を取り入れられるところは多くありません。
当塾では、授業の半分ぐらいを「反転学習」で行います。
とはいえ、扱う単元を絞っていますので、反転学習による負担は、それほど大きくないと思います。
学年トップレベルを目指す子には、塾オリジナルの【過去問集】にも取り組んでもらいます。
特徴4「グループライン」
保護者の皆様にも、生徒と同じグループラインに入って頂き、塾で習っている内容を共有して頂いています。
「子供が塾で何をやっているか、さっぱり分からない」
という状況は、子どものことが見えなくなる元ですので。
特徴5「塾内通貨」
塾生が里親になって、発展途上国の女の子の就学支援を行っています。
では、どうやって支援をするのか。。。
毎回行う塾内小テストの点数に応じて硬貨がもらえます(塾の中だけで使えるコインです)。
その通貨で、自分のためにアイスクリームを買ったり、文房具を買ったりもできますが、女の子のために募金をすることもできます。
募金額の目標は、毎月4000ペソ。
自分の頑張りが、1人の少女を助けている、、、そんなシステムです。
小テストは、あえて 宿題と全く同じ問題を出すことがほとんど。
できなかった言い訳が効かないようにするためですね。
